ファンタジーの鉄板⁉架空の王国が舞台のBL3作をご紹介!

ファンタジーの鉄板⁉架空の王国が舞台のBL3作をご紹介!

こんにちは!お知らせ担当4号です。

 

突然ですが、皆さんはファンタジーものはお好きでしょうか?

4号はとても好きです!特に小・中学生の頃はファンタジーものの小説を読み漁っていました。

でも悲しいかな、大人になるとファンタジーものを読む機会ってめっきり減ってしまうんですよね……

そこで今回は、架空の王国を舞台としたファンタジーBL3作品をご紹介させていただきます。

 

佐倉朱里先生/『月と茉莉花』

 



タイトル 月と茉莉花 (幻冬舎ルチル文庫L)
作者 佐倉朱里
発売日 2003/06
出版社 幻冬舎コミックス
定価 ¥734

 

エロ度 ★★★☆☆

シリアス度 ★★★★☆

ギャグ度 ☆☆☆☆☆

ほのぼの度 ★☆☆☆☆

糖度 ★★★★☆

 

あらすじ

 

病床にある父王に代わり国を治める、炎国太子・大牙は、自ら同盟を求めておきながら裏切った湘国を滅ぼした。

湘の王族や高官が悉く処刑される中、盲目であることから名も与えられずに軟禁されていた第一公子の存在が明るみになり、

捕虜として炎国に連れ帰られる。

公子は戦で失われた湘の書物を暗記していたため、「月心」と名付けられ、それらを書き写す間は生かされることと決まった。

まるで人形のように美しい月心に大牙は関係を強いるが、月心は大牙を恨むことなく運命を受け入れる。

そんな月心の静かさや諦念に触れ、いつしか大牙の猛々しい心も変わっていき……

 

お知らせ担当4号のオススメポイント

 

数多くある中華ファンタジーBLの中でも、綿密に作り込まれた世界観が魅力のこの作品。

時代物などによくある、

世界観にそぐわないセリフや表現に萎えてしまう…なんてこともなく、ただただ圧巻です。

 

勿論それだけではなく、ストーリー自体も見事なんです。

最初は無理矢理から始まった月心大牙の関係

 

立場的に弱いのは月心ですが、王族として常に強くあらねばと戦い続けてきた大牙が月心によって柔らかな心を露わにしていく様子は、まるで「美女と野獣」のよう。

静謐でしなやかな月心は、その生まれ故に精神的には驚くほど強く、同時に庇護欲を掻き立てられる存在でもあります。

 

勝者と敗者、保護者と被保護者という関係でありながら、その二人の間にある愛情が洗脳的なものではなく、

互いに自分を成長させてくれた人への感謝の上に成り立っているということも素敵です。

最終巻では、そんな二人が掴み取った意外な結末が描かれているのですが、

その幸せのあり方と描写に、中華ファンタジーならではの雰囲気を感じます。

 

 

山藍紫姫子先生/『アレキサンドライト』

 

タイトル アレキサンドライト (角川文庫)
作者 山藍紫姫子
発売日  2006/2/1
出版社 角川文庫
定価 ¥637

 

エロ度 ★★★★★

シリアス度 ★★★★★

ギャグ度 ☆☆☆☆☆

ほのぼの度 ☆☆☆☆☆

糖度 ★☆☆☆☆

 

あらすじ

 

エスドリア国の聖将軍・シュリルは、革命の混乱の中で、亡き妻の兄である隣国の軍人・マクシミリアンに捕らえられる。

マクシミリアンは、妹の死の復讐のためシュリルを陵辱するが、シュリルが持つある秘密を知ってしまう。

そして、その秘密が原因でシュリルが苦しんできたことも。

少しずつ互いを知り、惹かれ合い始めたシュリルマクシミリアン

しかし、運命は残酷にも二人の仲を引き離して……

 

お知らせ担当4号のオススメポイント

 

言わずと知れた耽美小説の金字塔

内容はハードですが、現在は非BLレーベルから出ているので安心して外で読めます。

 

この作品の舞台となっているのは、中世ヨーロッパを思わせる架空の世界。

吟遊詩人の語る騎士物語のような雰囲気が、

静謐でひんやりとした印象を与えています。

 

そうした冷たさは、主人公のシュリルにも感じられる性質です。

シュリルは、その秘密のために心を閉ざし、弱さを隠してきました。

 

ゴージャスな文体で紡がれる描写が、その氷のような美貌を際立たせています。

そんなまるで体温を持たない人形のような受けが、攻めによって一気に燃え上がってしまう様子を描くのは、山藍先生お得意のパターン。

 

怒りと憎しみで頑なになっていたマクシミリアンの混乱を帯びたときめきが、読み手にも伝播してくるよう。

 

濡れ場での表現はあまりに官能的で、ついつい熱くなるマクシミリアンの気持ちがよく分かります。

過度な共感を読者に強いない点がBL作品として珍しい印象ですが、最後まで飽きさせない筆力は流石!

内容的に好みの別れる作品だとは思いますが、オメガバースが流行る今だからこそ読んでいただきたい、

耽美入門編としてもおすすめの一作です。

 

 

剣解先生/『黒の騎士』

 

タイトル 黒の騎士 (ビーボーイコミックス)
作者 剣解
発売日 2003/8/5
出版社 ビブロス
定価 ¥607

 

 

エロ度 ★☆☆☆☆

シリアス度 ★★★★☆

ギャグ度 ☆☆☆☆☆

ほのぼの度 ★★☆☆☆

糖度 ★★★☆☆

 

あらすじ

 

兵学校へ入学したばかりのクリスは、優秀な訓練生であり、世話係でもあるジークと恋に落ちる。

兵学校での生活の中で、自分の恵まれた生い立ちや弱さを痛感し、悩むクリス。

一方のジークもまた、完璧な印象とは裏腹に、複雑な生い立ちを持つ天涯孤独の身の上だった。

二人はそれぞれ、自分に欠けたものを持つ相手に惹かれていき、やがて身体を重ねるようになる。

しかし、クリスの正体はアラン国の美しき第三王子・クリステンだった。

そのことを知ったジークは、王子クリステンを守るため、アラン国の騎士になろうと決意し……

 

お知らせ担当4号のオススメポイント

 

全寮制の兵学校、身分違いの恋、王座を巡る権謀術数……などなど、王宮ロマンスの王道の全てが詰まった作品です!

 

先程ご紹介した『アレキサンドライト』は中世ヨーロッパ的な印象ですが、こちらは近世~近代初期のヨーロッパといった雰囲気。

ぐっと馴染みの深い感じがします。

 

そして、そんな世界観と同様魅力的なのは、騎士と王子という関係性です。

 

主人公のクリスは、天真爛漫で明るく、少女のような可愛らしい容貌を持った少年。

それに加えて一国の王子なのですから、誰もが羨む境遇です。

 

しかし、その女性的な美貌と第三王子という立場が、クリスを苦しめます。

自分は本当は姫として生まれたほうが良かったのではないか、守られてばかりの存在として生まれてきた意味とは……まだ幼さを残した少年には荷の重すぎる悩みに、読んでいて胸が締め付けられます。

そんなクリスを支え、守っていくのが、後にクリスの騎士となるジーク。

 

完璧な剣の腕前と寡黙ながら優しい性格に、ついついクリスの視線に寄り添って大人だなあ……と思ってしまいますが、兵学校の学生ということはまだ若いんですよね。

そんな彼が、複雑な生い立ちを乗り越え、クリスの騎士として強くあらねばと決意する姿に、感動しきりです!

騎士ものの王道は、騎士が影で主人が光。

けれどこの作品では、クリスにとってのジークも自分を導く光であるのが大きな魅力だと思います。

 

まとめ

 

如何でしたでしょうか?

今回は、数あるファンタジー作品の中でも、

中華風と西欧風の作品に絞っておすすめさせていただきました!

 

世界観からして架空だからこそ、読者を夢から醒めさせないのが魅力のファンタジーBL作品。

その魅力にどっぷり漬かってみてくださいね。

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