【商業BLマンガ】当て馬好きなら読んでおきたいBLマンガ!【オススメ作品】

【商業BLマンガ】当て馬好きなら読んでおきたいBLマンガ!【オススメ作品】

皆さんこんにちは!

dアニメストアなどという動画配信サービスのおかげで、昔のアニメを見るのに忙しい担当2号です。

昔は純粋な目で見ていたはずなのに、現在の担当2号の目にかかれば、

どうしても腐ィルターがかかってしまいます。

一度見たことがあるアニメでも、新たな発見が止まりません!

 

はぁ、楽しい。腐女子は楽しいな~

 

腐女子になる前の自分がもう思い出せなくなってきた担当2号。

BLが自分の全てを育ててくれたと言っても過言ではないでしょう。

そんなありがたい存在であるボーイズラブに感謝の意を示すべく、

今回はメインカップル以外にも焦点を当てていきたいと思います!

そんなわけで今回のテーマはこちら、

 

「ボーイズラブ」に欠かせない存在…

 

「当て馬」です。

 

「当て馬」の魅力

 

「好き」と告げるまであと一歩勇気が出ない。

自分なんて…と諦めようとしてしまう。

言葉足らずですれ違い、ケンカ。

相手は何があっても自分のことを「愛しているだろう」という油断。

 

ボーイズラブにて度々発生する「恋の障害」。

物語の中では大きく盛り上がる場面ですよね。

何か一つでも選択を間違えれば、

2人が愛し合う未来や、ハッピーエンドは消え失せてしまう…

とっても重要な分岐点です。

 

もう!なんで2人は心では通じ合っているのに、素直になれないの?!

あーこっちは、受けくん寂しがってるじゃん!!!!

あ、言っちゃったか~その一言!!

も~~~~もどかしい!!!

誰か!なんとかして~~~~!!!!!!

 

そんなときに、待たせたなとばかりに颯爽と現れる…

それが当て馬。

ハッピーエンドへと導く使者。

まさに恋のキューピット!!!

 

自分自身は幸せになれないのに…!

 

愛した相手の幸せを願い、自ら身を引くこともあれば、

「悪役」を担い、

敵視され、無理やり追い出され、時には利用され

暴力を受けたり社会的地位を失ったり、なんてことも…

 

はぁ~~~~~切ない

好き……………!!!!!

 

正直に言うと、担当2号は当て馬が出てくる作品が、好きで好きで仕方ないのです。

理由はたくさんありますが、ざっくり分けると当て馬側とメインカップル側に起こる影響の2つ。

 

幸せを手にした2人と対照的に、当て馬に残されるものは

「どうしてあんなことしちゃったのかな」

「あの時こうしていれば、俺を選んでもらえたのかな」

「俺に足りないものはなんだったのかな」

などの後悔の念。

 

それまでいかなかったとしても、当て馬の胸の中には何かしらの陰を残していきます。

例え本気ではなかったとしても、「自分を選んでもらえなかった」って悲しいですよね。

それが次の恋への糧になることもあれば、トラウマになることも…

 

そして、当て馬が現れることで起こるメインカップルへの影響もたまりません。

相手がどんな人物だったとしても、

当て馬を乗り越えた時点で2人の幸せは

 

「誰かの想い」を踏み台にして成り立ったもの

 

になるのです!

そのことについて2人が気にしないのも残酷で、良し。

気にしてしまうのも、また新たなが生まれそうで、良し。

 

う~ん美味しい!

 

苦しみや代償の先にある幸せを掴み取りにいってほしい、闇の腐女子担当2号

当て馬には常に感謝の念と愛おしいという思いを忘れません。

 

いつもありがとう!!!

 

そもそも当て馬とは?

 

そもそも「当て馬」ってなんなのでしょうか。

用語用法がとんでもないスピードで変わっていくこのご時世。

元の意味は違うのかも。

辞書で調べてみましょう。

 

デジタル大辞泉の解説

 牝馬(ひんば)に発情を促したり発情の有無を調べたりするため牡馬(ぼば)。
 相手の反応やようすを探るために、仮の者を表面に出してみること。

また、その者。「当て馬の候補を立てる」

 

びっくりした~!!

エッチな獣系BLでも始まったのかと思った。

牝馬はメスの馬。

牡馬はオスの馬って意味ですね。

もうだめだ、メス、オスって言われてもどちらも「男性」だと思ってしまう…勘弁してくれ…

 

元の意味から派生して、「相手のことを探るために使われる代わりの存在」という意味で、

恋愛だけでなくスポーツでも使われているようですね。

BLに関しては、どうも元の意味が色濃く残ってる気がしてしまうのは

担当2号がエッチな話ばっかり読んでいるからでしょうか。

発情…発情…発情…

どの場面であれ「お試し」の存在であるということで、ちょっと切なさが醸し出されます…

 

魅力的な当て馬3選

 

それではここからは、担当2号が好きな

当て馬キャラを作品と共に紹介していきたいと思います!

 

①『くさかんむりに化けると書いて』から「イケメンジムトレーナー 荒田さん」

 

 

夜のいちゃラブ♥が激しすぎて気絶したように寝てしまう…

そんな体力の無さを何とかしようと、攻めの卓くんには内緒で

ジムに通うことにした受けのひろむ。

そこで出会ったのは担当トレーナーの荒田さん。

ちょっと長い髪。

奥様キラーと呼ばれるほどの眩しいイケメン。

 

……

あれあれ~??

 

イケメンジムトレーナー

筋肉…

丁寧なストレッチ…

 

絶対当て馬になる人だ!!!!

しかも触り方がエッチ!決まり!!!

と、長年の腐女子の経験からものの数ページで名推理が働いてしまいました。

うーん、可愛い。

担当2号は、「夜の生活で体力が持たないからとこっそりジムに通う」

という展開になったあたりで、「当て馬登場、からの夜はお仕置きだな」

と、パチンッと指を鳴らしました。

これはもう様式美です。

 

②『やたもも』シリーズから「須田」

 

 

クズでビッチなろくでなしモモと、

おせっかいなほどの世話焼き(そして愛が重くて絶倫)な八田ちゃんの

えっちなラブコメ…と思いきや…

話が進むにつれて人の「愛し方」について、

苦しいほど真面目に考えさせられる、はらださんワールド全開な作品。

 

1巻の中盤から物語の主要人物として登場する、モモの元飼い主、須田

バリバリ事業をこなし、お金をたくさん持っていて、

相手なんてよりどりみどり、選び放題!

それなのに、どうしてもモモが手に入らない。

いくらでも金を与えて、好き勝手に過ごさせていたというのに、

ある日ふらりと目の前から消えてしまった…

 

「ペット」「性欲処理」「玩具」

そういって、散々な扱いをしていた須田ですが

本当はモモにとにかく執着し「愛」していたのです。

幼い頃から、周りの人から酷い扱いをされ

それでも一人でへらへら笑って生きて来たモモは

きっと「愛」なんてものを重たく感じるのだろうと、

愛を示した瞬間に煩わしいと消えていってしまうのではないかと思い込んだ須田は

あえて放し飼いを楽しむことにしていたのです。

モモにとっても一番その関係が心地よい生活だろう…ということですね。

 

担当2号としては「惨めな、可哀想なガキ」に本気になって、

万が一にも傷つけられたくない、というプライドもあったように思います。

2巻の最後では、まさに

先ほど担当2号が当て馬の魅力として挙げた

1人になってしまったあとの後悔のシーンがあります。

それも、ドロドロ、ダークに、ひたすらに…!

 

ありがとう、はらだ先生…

 

③『同級生』シリーズから「ハラセン」

 

 

アニメ映画にもなった、大人気シリーズ「同級生」

佐条と草壁の初々しくも、真っすぐな恋模様が魅力的ですよね。

その中に出てくる、音楽教師の「原学先生」通称ハラセン。

佐条と出会ったのも、気になったのも自分の方が先。

たぶん自分のことを気になってくれたのも先、なのに…

「教師」と「生徒」だから卒業までじっくり待とうか、などと思っているうちに、

いつの間にか現れた草壁に掻っ攫われてしまった…!

「大人」として線を引きつつも、ちょっかいかけにやってくるハラセン…

とっても可愛い!

2人が放課後の空き教室でい~い雰囲気になったタイミングで、

「下校時間だぞ!!!」とやってくるシーンが担当2号は大好きです。

 

ハラセンはとっても優しいナイス・アシスト当て馬だと思います。

邪魔してるように見せかけて

「高校生」という何でもできるように思えて、実はとっても窮屈な環境の中で、

きちんと二人が恋をしていけるように教育しているように見えます。

それはハラセンがやっぱり先生だからなのでしょうか。

それとも学生時代の淡い失恋の思い出からでしょうか…

 

思えば、担当2号の当て馬好きはハラセンから始まりました。

そのため、何の気なしにハラセンについて書き始めたものの、

書きたいことが多すぎて止まらなくなってしまいました。

また別の機会にスピンオフ作品「空と原」のご紹介を含めしっかり語りたいと思います!

 

まさか○○おじさんに涙する日が来るなんて…

 

当て馬って、本編では切ない立ち位置ですが

魅力的に描かれることも多く、時には主人公と人気を二分する存在になることも…!

メインキャラを揺るがすほどの存在ですから、魅力が詰まっていて当然なのかもしれません!

 

そんな彼らは、別のキャラとカップルが成立してスピンオフ作品が出たることもありますよね

そのスピンオフ作品がまた人気が出た…なんてことも…

 

けれど、彼らのようにキャラが立ってて、人気も出て…って

そんな当て馬ばっかりじゃないのです!

 

名前もない、どんな生活をしているかも、

どこから来てどこへ消えていくかもわからない。

顔すら描かれない、誰の記憶に残ることもない。

けれど、2人の愛のスパイスとして懸命に働いてくれる存在だっています。

その代表格…

それが

 

モブおじさん

 

ビッチ系キャラの客の1人だったり、

電車の中で痴漢したり、

夜道を歩くメインキャラに声をかけたり、

乱暴を働いたり…

商業誌でも、二次創作でも度々登場するモブおじさん。

私たちは確かに彼らを見ているはずなのに、

物語の展開の1つとして消化されて、彼らのことは何も覚えていません。

そんな「モブおじさん」が主人公の一冊が、なんとあるのです!

 

モブおじさんはボーイズラブの主人公にはなれない (BABYコミックス)

 

“いつか、愛されてみたかった。”

誰でもない誰かを、読みたい。
生い立ち、仕事、趣味、容姿…全てが空気のように背景に溶け込んでしまう。
人の記憶に鮮烈な物を残すことは出来ないかもしれない。
それが、モブおじさん。

ボーイズ・ラブの華麗なる主役達の隅で、あったかもしれないもう一つの物語。
疲れた背広の中に隠された静かな熱が、私たちの心を締めつける。

読み終えた時には思わず周囲を見渡してしまうことだろう。
そこに愛すべき彼らが息づいていることを願って。

【作家陣】
あずみつな
シノキ垰
じゅう
でん蔵
今日もみぞれ
西のえこ
束井めつ
三井博士

cover illustration ぴい

 

このコミックス、まずは装丁がとても素敵。

帯を外してみると、ブランコにいるおじさんが…?

 

担当2号は、モブおじさんとは、

「メインカップルのどちらか(時に両方)を

それはもうひどい目に合わせる役割」だと思っていたのですが

どうやら、そんなモブおじさんばかりではないのですね!

普段読んでいるものの偏りを実感します…

 

自分の恋心を隠し、2人を見守るおじさんだったり、

親心から2人の関係に反対するおじさんだったり…

この一冊にはいろんなモブおじさんが登場します。

 

いえ、そんなモブおじさんたちのことも、

本当は見たことがあるのに忘れていただけなのかもしれませんね。

 

もし、モブおじさんがいなかったら

幸せになれなかったカップルも、きっとたくさんいるのでしょう。

ありがとう、モブおじさん。

 

モブおじさんも、幸せになってね。

 

おわりに

 

いかがでしたか?

 

誰ひとり傷つかぬ 恋ならきっと恋じゃない

誰かがね 傷つくの

 

なんてどこかの歌のワンフレーズにもあるように、

メインカップル2人だけだったならば、きっとうまく行かない恋がこの世にはたくさんあるはずです!

そんな重要な役を担ってくれる当て馬に注目しつつ読んでみたら、その作品のまた違った魅力が見えてくるかもしれません。

 

以上「当て馬」好きなら読んでおきたい商業作品紹介でした!

 

BLue Starが気になる方はクリック!

掲載作品はBLとニアBLのみ! 見渡す限りのBLに埋もれましょう!

BLレビューカテゴリの最新記事