BLでよく見る特殊設定について真剣に考えてみた①オメガバース編

BLでよく見る特殊設定について真剣に考えてみた①オメガバース編

こんにちは!

皆さん、初めまして!

受け、コンプレックス拗らせていけ。大好物は憎しみ、犬猿の仲、執着、共依存な闇の腐女子のお知らせ担当2号です。

 

 

今回からBLあるあるを特集しようということで

BL作品特有の謎設定を紐解き理解を深めようということでこんな企画を立ててみました。

 

BLはファンタジーとはよく言ったもので、男女のラブロマンスとは異なり、その界隈には謎設定が非常に多いですよね。

気が付くと当たり前のように動物化してみたり、幼児化したり、男なのに男娼でもなく何故か花魁になってたり…

 

なんというか、なんでこうなっちゃったの?というトンデモ設定から「ありがとう待ってた…」と手を合わせたくなる設定まで、

通常のラブロマンスには中々見られない設定がちらほらあり、その自由さが良いところではありますが、受け入れられるか受け入れられないかは特殊な設定なだけに賛否が割れやすいんですよね。

 

今回は理解もできるし「なにそれおいしい」派から説明します。

ということで第一弾では、BL特殊設定の代表とも言えるオメガバースです!

 

オメガバースとは

 

そもそも、皆さんはオメガバースをご存知でしょうか?

まずは、ざっとですが、オメガバースとはなんぞや、という説明からしたいと思います。

 

元ネタは海外ドラマ「スーパーナチュラル」という二人の兄弟がアメリカ各地を旅するホラーサスペンスアクションの二次創作から生まれた設定で、狼男の話からインスパイアされて生まれたと言われています。

 

そんなオメガバースの主な特徴は以下の3点。

 

・男女の他にα、β、Ωの3種類の性別がある。

・α、β、Ωは社会的な優遇が異なる

・男女関係なく妊娠が可能

 

男女だけが性別の全てじゃないというのはセンセーショナルな発想ですよね。

男女のほかに性が生まれたことによって社会的にも待遇が異なるというのも気になるところ…

 

二次創作から始まった特殊設定とはいえ、

今では認知度も上がり、多くの出版社さんが独自のレーベルを立ち上げたりと盛り上がりを見せています!

 

私とオメガバースとの出会い

 

私がオメガバースを知ったのは数年前、

アニメイトのBLコーナーで、何を買おうか吟味しながら徘徊するという最高なご機嫌タイムのこと…

 

美しい絵、白を基調とした上品な表紙。

ジャケ買い大好きな私がふらふらと手を伸ばした一冊が

「オメガバースプロジェクト」でした。

オメガバース プロジェクト1 (オメガバース プロジェクト コミックス)

 

オメガバース…??

なんだ?これは…

何かしらの設定のようだけれど、さっぱりわからない…

ひとまずオメガバースとは何かを調べてみました。

 

立ち尽くし検索すること数分後…

 

 

ほお~~~~~~~~~~ん?????

 

 

細かく設定があり、なんだか難しそう。

よくわからないけど、要は腐女子に都合のいい設定ってこと?

 

当初は斜に構えていましたが興味には抗えません。

私は好奇心旺盛で、欲望に素直なバブちゃん腐女子。

なんでも口に入れてみて、合わなかったならばやめればいいのです。

新たな萌えとの出会いのチャンス、絶対に自ら断ち切ってやるものか!!

 

とりあえず既に完結しているコミックスを一冊、読んでみることに。

 

読了

 

 

えっ!!!!!!!!!

何?!?!?!?!?!??!?!?!

めっつぁいい…!!!!!!!!!!!!!!!!!!

えーーーーーーーーーーー????!!!?!?!?!??!?

 

 

語彙力の崩壊。感動、大興奮。

奇声を上げるのは近所迷惑だと最後の理性が働いて、

声を押し殺してベッドの上で大暴れします。

 

あらゆるジャンルにおいて、ハマってから、沼に脳天が沈むまでのスピードが速いことでおなじみの私。

それからというものの、怒涛にオメガバース作品を読むようになり

今もズブズブヒタヒタに沈んでる私が、沼底から好きポイントをお送りします!

 

2人の障壁は「性差」ではなく「本能」

 

オメガバースの最大の魅力は、なんといっても「本能」という名の恋の障壁!!!

 

通常のBL世界では、度々「同性同士」ということが問題となります。

 

「男である自分が相手に告白しても受け入れてもらえないだろう…」

「想いが成就したとしても周囲の理解が得られないかもしれない…」

「社会的にはいつまでたっても脆いつながりでしかない…」

 

たくさんの障害があり、葛藤を抱え、悩み苦しみ、それでも「君が好きだ」という。

そんな強い愛に感動し、思わず「尊い…」と手を合わせてしまいます。

 

しかし一方でオメガバースには、そのような障害はありません。

男性、女性は何の問題にもならず、

ただΩの放つ性的なフェロモンにαは(時にβも)惹きつけられ

発情したΩは場所や相手問わず欲望が止まらない。

動物的な本能は、理性を飛ばしただひたすらに相手の体を求めあう…

それがごく自然なこととしてオメガバースの世界では認識されています。

 

しかし、本能(性欲)と恋愛感情はイコールではない。

 

それが物語を美味しくさせる大きなポイントなのです!!!

 

全人類が本能(性欲)に支配され、強制的に相手に欲情してしまう世界だからこそ「心」「愛」の証明が極度に難しいのです。

それが、本能という名の恋の障壁です。

 

大好きなΩを早く自分の番にしてしまいたい…!!

「手に入れたい」というオスとしての欲求からΩのうなじへ、ギラつく視線を向けるα。

けれど、好きだからこそΩの気持ちを無視することは出来ない。

自分はフェロモンに魅せられて寄ってくる他のαとは違うと言いたい。

 

αはこうした自分のどうしようもない本能とΩへの愛情を天秤にかけて思いが揺れるのです。

 

そんなαと対になる形で同じくΩにも葛藤があります。

それはαに捨てられるかもしれないという不安です。

 

果たしてαの彼は本当に「自分」を愛してくれるのか。

Ωである自分の「フェロモン」に惹かれているだけではないのか…?

好きな相手と番になれたとしても、自分以上に相手を魅了するフェロモンを分泌するΩが現れたとしたら…?

 

たとえ結ばれたとしても、手放しに喜びあうことが出来ないもどかしさが切なく、応援したくなります。

 

オメガバースの主役はαとΩだけじゃない

 

そして忘れてはいけません。

担当2号が現在、オメガバースにおいてドはまりしているシチュエーション。

 

どんなにΩを愛していても、絶対に番になれない、βの存在!!

 

自分ではΩの無差別的なフェロモン分泌を抑えることができず、いつまでも愛するΩを危険に晒し続けることになる。

自分はΩを幸せにすることができない。

そういった自責の念から愛するΩから身を引くβからは何とも言えない歯がゆささえ感じます。

 

個人的にオススメしたいオメガバース作品

 

βの視点から読むオメガバースもまたオツということで、

興味を持ってくれた方には是非とも、森世さんの「ロマンティック上等 (オメガバース プロジェクト コミックス)」をオススメしたいと思います!

ここでもβの存在は見逃せません!

 

うわーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!

次継(つぎつぐ)ーーーーー!!!!!!お前のことだぞ!!!!私は読んでて泣いちゃったぞ!!!!!!!ドラマCDでももう一度泣いちゃったぞ!!!

 

この作品、なんとオメガバースでは珍しく、クズ男のαとビッチのΩ、お人よしのβの三角形ラブ。

オメガバースはあくまでαとΩの話だと思っていた私にとっては衝撃的な作品でした。

 

βはあくまで大多数の凡人であり、時に発情したΩのあまりのフェロモンにやられ、襲い掛かってしまうといった物語の展開にスパイスを与える当て馬役が多いのですが、そんなβもオメガバース作品が進化していくうちに、焦点があてられるようになりました。

楔 ケリさんの「狂い鳴くのは僕の番(1) (アメイロ)」もまさにそうですね。

 

当て馬役かと思いきや…鵜藤…!!!!お前…!!!!ううぅ…

 

そんな鵜藤のスピンオフ作品である、狂い鳴くのは僕の番;β2巻の発売を今か今かと待ちわびています。

 

βよ…幸せに…幸せになってくれ…!!

 

他にも…

αを利用してのし上がるため必死に自分の体を武器にするΩ、そんなΩを軽蔑するα。

互いを求め、番となってしまったαとΩの双子の兄弟。

魂の番であるαと出会ってしまった完全無欠な生徒会長。彼が抱かれたいと切に願う、その相手は精通もまだ迎えていない小学生…

 

オメガバースは恋の障壁を多彩に生み出し、そして読者である私たちに厳しくその現実を突き付けてきます。

うーーーーーん!!!

病み、葛藤、悲劇が大好物な私にはどストライク。

恋は、障害があればあるほどに燃え上がるってもんですよね。

悩め!苦しめ!!その先にある幸せを噛みしめていけ!

 

最後に忘れてはいけません…もう一つオメガバースの重大な魅力をご紹介しましょう。

 

それは…!!

 

エッチ度がマシマシ!!!!!!!!

(やったーーーーーー!!!!!!)

 

最後に

 

これからも進化し続けるオメガバース

まだまだ語りたいところなのですが、今回はこの辺で…!

仄暗い人間の心のうちや切ない恋愛、どっしりとストーリー性に富んだ作品が読みたい。そんな気分の時もただただひたすらにハッピーエロエロが読みたい!!そんな気分の時もオメガバースは対応可能!

特殊設定ということで今まで敬遠してた方も、まずは試しに読んでみてはいかがでしょうか?

好きな漫画家さんのオメガバース作品や、好きな絵柄のものから入ってみるのがお勧めですよ♪

あなたの萌えに突き刺さる、そんな作品が広がっているかもしれません。

さあ、あなたも、新たな沼へレッツゴー!!!!

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